#01 冬の湖にたたずむ鶴

ツーリストシップとは、冬の湖にたたずむ鶴 のようなものだ。

自分を見失わず、風景に溶け込み、一つの絵となる。

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「郷に入っては郷に従え」という言葉の通り、ディフェンシブな自分をどこまで変えて溶け込んでいくか。

しかし、交流とは、全てを相手に倣うことではない。

自分自身が感じたことを地域に返す。

水面に映る鶴は、自分が交流して地域に参画した証かもしれない。

Kさんのツーリストシップ

鶴が届ける意味

日本の代名詞とは何か。

桜、富士山、神社仏閣そして、、

「鶴」も十分にその代名詞に加わるだろう。



しかしながら、

日本ではそう簡単に鶴を見かけることはない。


知名度は高いのに、簡単に見ることができなのも、

鶴の大きな魅力の一つかもしれない。



冬の湖にたたずむ鶴


ド派手な主張をするでもなく、

だけど確かに《そこにいる》ことで、

単なる湖が、栄える。


ツップがこの鶴に例えられるとすれば、

それは決して規則のように配られるものではなく、

その佇まい、その背中に感化され、やがて心が動く。

伝えるものというより、届いていくもの。



そんなものが、

鶴とツップをオーバーラップさせる。



日本の代名詞、鶴が、

ツップという代名詞を運んでくる日は、

案外近いのかもしれない。


事実、ツップ教育はここ近年、

未来を担う子供たちに少しずつ、

確実に伝わり…もとい、《届き》つつある。



いつかツップが、子どもたちを介して、

この想いを、背中を、届けてくれるに違いない。



「鶴の恩返し」とは、

よく言ったものである。